茨城県の水戸に行くには、殆どが常磐道を利用するが、今回はアクアラインから圏央道を通ってみた。何故ならば圏央道が常磐道に開通したと聴いたから。急ぐ旅でもないので取り敢えずアクアラインから圏央道を通った。木更津東を過ぎたら極端に車が少なくなった。少し嫌な予感がしたが、しかし今更引き返すつもりは全くない。車は順調に走っていたが、松尾横芝で道路は途切れた、仕方ないので不慣れな路をナビ通り走るしか術はない。下走りを続けていたら腹が減ってきた。考えてみると既に13時を過ぎていた。走りながら食事ができる店を探していても目ぼしい店が見つからない。腹を満たしてくれるのなら、もうどこでも良かった。しばらく走っていると、ラーメン屋が目についた。「もうここでいい」と車を駐車場に入れて腹を満たした。味はまあまあで悪くもなっかた。ようやく常磐道のインターに辿り着いた。そこからは水戸にまっしぐら。想像してより早く水戸に着いた。まだ時間はあるので、水戸の神社仏閣の御朱印をもらいに行くことにした。
神社仏閣は、山に上か長い坂道を登らなければ辿り着けないが
御朱印をもらう時は、いつもナビ通りに走るのだが、確かにナビは目的地には連れってくれるが、しかしその街の地図が頭にないので、廻る順番が分からない。「あれさっき通った道だ」このようなケースは番度。特に酷かったのは鹿児島と長崎だ。事前に調べて行っても、やっぱり駄目だ。御朱印でもう一つ問題なのは、ほとんどの神社仏閣は山の上とか坂に上にある。できるだけ歩きたたくないので、車で登れる道を探す。全国の神社仏閣は車で行ける所は多い、ただしナビや地図を頼りにしてもダメだ。感を働かせのだ。たまには路がない所もある。その場合は、しかないので、歩いて登るしかない。水戸の神社仏閣は大体がフラットの場所にあるので助かった。しかし同じ路を何度も走らされたが、その日に内に5箇所廻れたので上々。早々とホテルに入り、少し横ななった。運転をしていたので、少し疲れたのか、少しウトウトとしたみたいだが。そんな長い時間運転した訳でもないが、やはり歳には勝てないのかも。
常陸牛は残念だった、しかし全ての常陸牛が固い訳ではない
今回の水戸の目的は御朱印と常陸牛。ホテルのフロントから訊いた常陸牛の店に行った。もちろん車はホテルに置いて、タクシーで行った。着いた店は繁華街から少し離れた所で、こん場所に常陸牛の店があるとは思えない。取り敢えず店に入ったが、予約をしていなかったので、少し待たされた。案内され席につ気、ステーキとしゃぶしゃぶを二人前づつオーダーした。10分ほどしてステーキがが運ばれてきた。ナイフで切り口に頬張った。「あれ!意外と固い」。ステーキが食べ終わる頃にしゃぶしゃぶがきた。今度こそ常陸牛らしい柔らかい肉が期待できるそう。「あれ!これも駄目か」。同じ肉を使っているのだから無理もない。水戸まで来てこんな肉なんて納得できない。暫くして店の責任者みたいな黒服がテーブルまできて、「いかがですか?」と訊いてきた。普段ならそれなりの対応をするのだが、今回はわざわざ水戸まで来ているので、「思った肉ではないのガッカリです」と返した。食べ終わりに店員がテーブルに伝票を持ってきた。金額は4万円を少しオーバーしていた。丁重な見送りをされタクシーに乗り込んだ。
傍で見る牛久大仏は多い被るほど大きく圧倒されそうな高さだった。
朝目覚めても、昨夜の常陸牛が頭にこびりついている。水戸に来たついでに常陸牛を食べたのではなく、常陸牛と御朱印が目的なんだ。なんとなく納得できない気持ちで車に乗り、まだ水戸でもらっていない祖朱印をもらいに向かった。3件の御朱印をもらい、常磐道に入り牛久阿見I.Cで降りた。これも筑波山神社の御朱印と牛久大仏の見学が目的である。牛久大仏はいつも遠くで眺めているばかりで、今日は傍まで行ってみたかった。牛久大仏は像高が100mもあり、実際に傍でで観ると圧倒される高さだ。エレベータで上まで登ってみたかったが、人が並んでおり時間がかかりそうなので止めた。次に向かったのは筑波山神社。この神社は3,000年の歴史があり、山頂から関東一円を望める。しかし今日は連休のせいか車で酷く渋滞している。ようやく筑波山神社の麓の駐車場に辿り着いたが、駐車場は満杯。1時間程かかって登ってきたのに残念。しかし前述の通り神社仏閣には、別のルートがあるはずだ。長年の御朱印で何となく別のルートを感じた。少し神社より高い場所だが、立派な神社の駐車場だった。
わざわざ遠くまで行って、高い金を払っても不味かった
良いうやく筑波山を下って行ったら、柿農園が沢山あるのには驚いた。あまりにも熱心に勧誘する農園があるので車を停た。しかし柿は自分で採るかか一山の柿を買うしかない。だが我が家では果物を食べるのは著者だけ。柿はすぐ傷んでしまうので、沢山買っても腐らせるだけだ。「こんなに沢山はいらないのだけど」と云ったら「じゃ半分で千円」で売ってくれた、これが高いのか安いのか分からない。秋の夕方は陽がくれるのが早い、もう当たりは薄暗い。陽がくれるとなんとなく早く家に帰りたくなる。常磐道に入ってもついついスピードが出てしまう。車の中は先ほど買った柿の匂いがする。とにかくスピード違反だけは気を付けなければ。ようやく最寄りのランプで高速を降りた。幸いスピード違反にもならずに済んだ。でも家が近づくにつれ、常陸牛が頭を過った。これなら地元でいつも喰っている佐賀牛の方が旨く、常陸牛の半額で喰えたと後悔がした。
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